おはようございます。熊です。
久々にセレモニー優勝できたので記事を書きます。鉄は熱いうちに。
最初は『常識改変はお好きですか?』みたいな導入にしようと思ってましたがあんまり面白く無いんでやめました
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つづき
— イエローサブマリン マジッカーズ福岡店 (@YS_M_FUKUOKA) 2021年10月30日
【#イエサブ福岡イベント】#WIXOSS #オールスター
10/30(土)
「#ウィクロセレモニー」を行いました。
結果発表!
栄えある優勝は!#優勝#1位
「46熊」さん【万能ウムル】
コメント「てらたかさんへ
デッキ案ありがとうございました」
おめでとうございます! pic.twitter.com/IzlGqHPSkv
↑の時点ではレシピ掲載許可を取ってなかったのでこんな感じですが、使ったレシピは此方。
ウムルとは
ウムルとは、と言うか正確には誘蘭5ウムルとはですが。
ハンデス、ランデス、デッキ落とし、除外、チャーム、傀儡化等考えられるほぼすべてのギミックをはねのけ相手のトラッシュ利用をロックしながらデッキの総合力で押し切るフェアデッキの極致みたいなルリグです。5まで乗れればとりわけ黒ルリグ界隈では最強クラスの性能を有しています。
と聞くと強そうですが実際は自分のデッキのほとんどをトラッシュに引っ繰り返して戦う関係で5に乗るまでの多種多様な妨害をケアしてやらなければならず、特にトラッシュ除外は真っ先に注意する必要があります。どんなにケアしても山を落とされたり手札やエナを捨てさせられて除外されたりと言った展開に泣く事も少なくなく、実際セレモニー決勝戦ではヘルボロスを2枚除外されて死屍累々となりながら戦っていたみたいな話が。(ちゃんと隠したつもりがナイトゴンが罪を暴いたため)
また現在のオールスター環境は全くと言っていいほどエナを寄越してくれません。5に乗るまでヘイトの高いシグニが少ないこのデッキはエナの管理がとても大事になってきます。リンゼ三面で抑え込んでくるタマみたいなデッキにはフェイタル用の黒3エナを作ってやらなければならなかったり、4点要求と鯖2枚ガード要求で人生終わらせに来るドーナにはメンダコ用の2エナを構えて迎え撃たなければならなかったりと環境の理解が必須なルリグでもあります。リソース搾取をはねのけと言いましたがつまり多くの場合相手の干渉を受けるわけです。書けば書くほど普段の自分のプレイスタイルと真逆やなこいつ。
また理論上盾の中以外デッキの全てに触れるためピン投のメタシグニを採用しやすく、環境に合わせた構築を取れるのが魅力でもあったりします。何でアトラン入れてんのって話。
4乗ったターンは基本的にデッキを14削るためそれまでに何枚デッキを削っておくかが重要で、数ターン先まで見据えたプレイが求められました。
総じて『扱いは難しいがデッキの総合力でどんな相手とも渡り合える(ただし理不尽ショットはNo)』みたいな感じなのかなーと。
凄いシグニ
コードアンチ ナイトゴン
フレーバーテキストは『GetBackers-奪還屋-』の主人公より(多分
普通のルリグで使うとデッキを単クラス染めした上で運ゲー狙うようなテキストをしていますがウムルは破壊と再生を繰り返すことでデッキの中身を古代兵器で満たすことが出来ます。と言うかナイトゴン自体がその能力を有してました。そのため2面くらい立ててもフルヒットされるだけならまあ余裕なわけです。その後でデッキ戻しを行ってやらないと除外食らったりリフ食らったり散々なので注意が必要ですが。
ゲーム開始時からこいつを4T目に何体立てるか考えて動いていかないといけないので大変でした。ただ単騎で二点分の要求になるので繰り返し擦っていきたい女です。
コードラビリンス アトラン
先週ジョジア入りのウムルが優勝してたという情報を受けドーナがタマモゼンを2投以上してくる懸念があったため投入されたシグニ。よく考えたらこいつもウムルの女だったわ。
実際は拾うタイミング無く押し切ってしまったためドーナ対面で使う事はありませんでした。ヘルボロス+チア込みでアタック入った此方の盤面に対しタマモゼンを出すと3以下のシグニが1面出て来るのでそこがユキンコでない限りチアで3シグニ殴り倒してそのままリーサル決まるんですよね(ヘルボロスが立っているとフゥライやヌエでレイヤー追加が出来ずオワレだけではLv3の怪異を13000以上に出来ないため)
コードアンチ ノーデンズ
一日で三人に『能力消えないです』って説明するの楽しかったです。
アタック時一枚回収か場出し、とそれだけでも強いですがこいつの真価はトラッシュから落ちた時場に出るシグニをこいつの効果とは別で出せる点。何なら防御用にテキサハンマ系列のカードをトップに積み込んでいるとそれでリーサルが組めます。
能力消せない効果と能力付与できない効果が特に白ルリグに刺さります。グッバイワルエンユキ
コードアンチ ブラウン
私も愛用している髭剃り、ではなくブラウン管テレビが元ネタ
普通に使うとトラッシュをデッキに戻して1チャージのアタック時山4落とし最大8kマイナスの過去一世を風靡したニャルクトみたいなシグニです
こいつの真価も山を落とすことにあり、相手のライフを0まで削った状態で自分のデッキ1枚からヘルボロス単騎でアタック入り、ブラウン2体とノーデンズ1を蘇生してやると全面止めない限りリーサルが決まり全面止めたとしても6枚積み込んでいるので欲しいカードを手札に加えながらデッキの枚数をまた1枚にしてメインフェイズを迎えることが出来ます。
これやると自分がウムルめっちゃ上手いみたいな気分味わえるんでこれだけでも覚えておきたいです。
(デッキ9枚から2エナチャージで7枚、エクシード1で4シグニを1面トラッシュに置くと3面埋めてデッキを3枚に出来るのでターン開始時の2ドローで最初に戻る算段です)
終わりに
ウムルは他の分かりやすく強いデッキと比較すると一目には強さが分かりにくく且つ回すのが難しそうといったイメージが先行するルリグではないかと思います。私がまさにそんな感じでした。完璧に回せないととてもじゃないが大型大会に持ち込んではいけないのではないかと。
ただ、それは根本的な間違いだと気付いたのが最近で、『お前そもそも簡単なデッキすら完璧に回せてるわけじゃねぇだろ』『ウムル全一だってミスをする(らしい)』事を認識してからは今まで尻込みしていたこのデッキとも本気で向き合うようになりました。
準備期間は1週間と短かったものの毎日のように多種多様な対戦相手とスパーリングし、環境的に上位に来るであろう対面への立ち回りも製作者からレクチャー頂き、Aタイプのセレモニーながら優勝を掴み取れたことが出来、自分としては十分すぎるほどの成果です。
我ながら縁には人一倍恵まれているなと実感する日々です。この一週間お世話になった方々全てに最大限の感謝をしながら今回は終わる事とします。
熊でもそこそこは出力が出せて練習すればするだけ味が出て来る最高のルリグです、貴方も使ってみませんか?