ひと言でいいますと、アルフォウとの出会いです。ただこれについては物凄く長々と語りたいのですわ。
半ば惚気にも似た記事になってしまいますがそれでもよければお付き合い下さい。
2016年3月末
福岡から埼玉へ引っ越して。新たな生活を始める前の熊は悩んでいました。
紅蓮遊月が倒せねぇ……
当時私はカクヤ入りの幻獣緑子を使っておりました。カクヤベイアホークで5点から滅殺出来る当時としてはヤバいデッキして、基本先手取れれば相手にLBお祈りかアーツ使ってグロウスキップかを迫れるなかなかお気に入りのデッキでした。これは完全に私のオリジナルです。
当時は最大手のプレイヤーが使ってるデッキを参考にしよう、とか言うのは全然なくてただただ自分で強いと思った構築でウィクロスする一人のファンデッカーだったので。
対紅蓮遊月は完全な先攻ゲーで、後手取ると不死のルリグ効果で4乗ってからの攻めを確実に耐えられ因果から攻め込んだ所で3点あるなら必ず1点は取らねばならず仮にそこで止めてもそこからステゴやスパザでエナ4まで伸ばされ……
(最高に灰な気分ってヤツだ)
四面楚火で滅却されておりました。環境をあまり考えずウィクロスやってた私でも流石に緑子のままWPに出続けるのは難しいと判断。とりあえず遊月を倒せるデッキを使えないと話にならないと考え足りない頭で過去のWPSなどから最適解を模索しました。
とりま勝てそうな条件を並べてみたのですが、こんなかんじに。
・エナ焼かれても何とかなるデッキ
→ほぼありません。当時の環境はアーツ外の防御がほぼ存在せず(エナ使わずシグニのアタックを止めるのは焦熱ウリスの面埋めまたはΛピルルクのダウン凍結、ルリグアタックとなると永遠タマのエクシードくらいでアイドルでもない限り0コスト防御は絶望的)ペナチャンはあれどクラチャンが存在せず、遊月は盤面残してアタック入ってくるのでペナチャンなどただの紙切れでした。
そんな体たらくだったので大半のデッキが詰められるときだけ4に乗って詰める、みたいな感じでした。一応ハタハタからドントステップって裏技もありましたがこれは割とケアされてしまいます。
・エナをめっちゃ溜めて7枚焼き払われても耐えられるデッキ
→スヴァローグってしってます? カツレツってご存知? って感じで無駄の一言でした。
・修復でめっちゃ盾回復すればよくね
→当時の私にその知識はありませんでした
・4に乗らなくても戦える
→3まででもそこそこ点を要求できるデッキ、またはそもそも4に乗らないデッキってことですが、PSも無かったので此方の道を選択することにしました。
ここで遊月の何が強いのか。当時は4枚詰むことが出来たヒップドロップ系龍獣のアパト、怒りに触れると街一つ壊滅させるってそんなん1プレイヤーに何とかさせるなや、な傍若無人ボルシャック(生存本能ヴァルキュリアみたいな語感ですね)、この二種類に尽きると考えました。ボルシャックのパワーはトラッシュの龍獣が増えるほど増し、10枚以上でアタック時バニッシュを持つようになります。
じゃあリフ入れればよくね→ついでにライフ3持ってる遊月の盾削ってそのままフィニッシュいけるくね→決まってしまった、と言う事でアルフォウを握る事になったのでした。
出て間もないルリグでしたが九州でも当時かえでさんがWPS準優勝、輝石パパが三位と上位成績を残しておりポテンシャルは十分あると判断。leoさんがコングラを荒稼ぎしてた事もありとりあえず組むかーで組んでみた次第でした。
0ルリグは何とでもなるのですが1,2ルリグはSelectorの外伝である作品『selector infected WIXOSS -Re/verse- 』の二巻に付属している為とりあえずぽちぽち。折角だし漫画読むか……ってなったのですが。
えっなにこの子可愛い。
可愛い。自分が使わないルリグって基本無頓着になってしまうファンデッカーの私でしたが自分が使うとなると話は別で。
花嫁を思わせる外見(理由は漫画の終盤で明らかになります)、銀の綺麗な髪、全身黒タイツに露出の高い胸元、主人公ゆらぎちゃんへの熱い思い、たまにむくれるとことかちょっと嗜虐的なとことか中学生としては規格外な胸とか、とりあえずReverse読んで。
あと全ルリグを見渡しても子持ちのルリグはアルフォウだけです。ママなんて名ばかりよ、名ばかり(ママ友を敵に回す発言
(自分の好きな女の子が幼い頃ってどんな感じだったんだろう……ってなるだけならまだしも自分の欲望を具現化してしまうアルフォウはデフォルトで†ヤバい†と思います)
そんなわけで『遊月に最低限勝てるだろうルリグを使おう』ってなってた私は最愛のパートナーと巡り合い、強豪ひしめく関東環境に関東外から失礼するゾ~することになったのでした。
意外と長くなってしまったので一旦切ります。